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スナック ジュゴン

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    スナック ジュゴン
    波模様の壁の前に並ぶ青い椅子

    平成のヒット曲をスナックで歌うなら

    スナックで平成の曲をカラオケに入れるなら。通信カラオケの普及と平成が重なった経緯、キーの高い曲が増えた背景と下げ方の目安、世代の違う人が並ぶ場での選び方まで、平成のヒット曲が扱いやすい理由を整理しました。

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    写真:No machine-readable author provided. Biggerbyfar~commonswiki assumed (based on copyright cCC BY-SA 2.5/ウィキメディア・コモンズ)

    スナックで平成の曲をカラオケに入れると、昭和の歌謡曲とは違う反応が返ってきます。知っている人の範囲が広く、歌えるところまで覚えている人が多い。平成は通信カラオケが行き渡った時代で、曲そのものが歌われる前提で世に出ていました。平成のヒット曲がなぜスナックで扱いやすいのか、どう選べば場が回るのかを、機器の歴史とあわせて整理します。

    サビだけ知っている人がいちばん多い年代

    選曲で効くのは、その場の何人が曲を知っているかです。全員が一番から歌えなくても構いません。サビに入った瞬間に「ああ、これか」と分かる程度で十分です。

    平成のヒット曲は、この「サビだけ知っている」層がとりわけ厚い年代です。1990年代から2000年代にかけて、曲はドラマの主題歌やCMソングとして流通しました。意識して聴きにいかなくても耳に入る曲が毎年いくつもあった。音楽をほとんど聴かない人の記憶にも残っているのはそのためです。

    昭和の歌謡曲も共有度は高いのですが、そちらは世代がはっきり分かれます。平成の曲は、当時三十代だった人から、子どもとして家のテレビで聴いていた人まで、記憶の入口が幅広い。同じ一曲に「就職した年の曲」と「親の車で流れていた曲」という別々の記憶が同席する。この重なり方が、年齢のばらばらな人が並ぶカウンターと合う理由です。

    通信カラオケの普及と平成は同じ時期に重なる

    カラオケ機器はもともと業務用の設備で、1970年代に8トラックテープ式の据置型が飲食店に置かれたのが始まりです。曲は物理的な形で店に届き、新曲を入れるにはソフトごと入れ替える必要がありました。

    これが変わったのが1990年代です。電話回線で曲データを配信する通信カラオケが登場し、新曲がリリースから短い期間で店の機械に入るようになった。収録曲数の上限も事実上なくなり、同じ頃にカラオケボックスが全国へ広がって歌う場所も増えました。

    この順番が効いています。昭和の曲が「ヒットしたあとでカラオケに入った曲」なのに対し、平成の曲は「発売とほぼ同時に歌える曲」として広まりました。前奏が短く間奏も長すぎない構成が多いのは、作り手の側にもその前提があったからだと考えられます。スナックにカラオケがどう根付いたかはスナックのカラオケにも書いています。

    キーが高い曲が増えた背景と、下げ方の目安

    平成の曲を歌おうとして、サビで声が届かなかった経験のある人は多いはずです。この時代のヒット曲は、男性ボーカルでもキーの高いものが目立ちます。

    理由のひとつは流通のかたちです。ドラマやCMで使われる曲は、短い秒数で印象を残す必要があります。サビの最初の一音が高いほど、途中から聞いても耳に留まる。この形が見せ場として定着したことが曲作りに影響したという見方があります。もうひとつは歌う側の変化で、カラオケが日常になり原曲キーで歌えることが目標になった。難しさ自体が曲の価値になっていった面があります。

    無理にそこへ付き合う必要はありません。多くのカラオケ機器にはキーを上げ下げする機能があり、届かない曲は下げれば済みます。原曲と違うキーで歌うのは、一般にごく普通に行われていることです。男性が女性ボーカルの曲を歌うなら三つから五つ下げるのが目安とされますが、声の高さは人それぞれなので、歌い出しの数小節で判断して調整するのが確実です。採点を競う場ではないので、外れた音より歌い切ったことのほうが残ります。

    世代の違う人が並ぶ場での選び方

    カウンターに年齢の違う人が並んでいるとき、平成の曲は橋渡しに使えます。目安は、その場にいる人が十代後半から二十代の頃に流れていた曲です。年上の人が多いなら平成の初め、若い人が多いなら平成の終わり側から選ぶと、知っている人が増えます。

    • 場の始まり:テンポが中くらいで、サビが繰り返される曲。手拍子が出る速さが扱いやすい。
    • 会話が続いている時間:バラード。歌が会話をさえぎらず、聴きながら話せる。
    • 誰かが歌ったあと:近い年代の曲を続けると流れが切れない。急に二十年飛ぶと仕切り直しになる。

    避けたほうが無難なのは、早口のパートが長い曲、ラップ部分が長い曲、原曲の音源そのものが聴きどころの曲です。歌い手の負担が大きいわりに、聴く側が入りにくい。前奏が一分近くある曲も、待っているあいだ場が止まります。選曲の条件を広く整理したものはスナックでよく歌われる曲の条件に、時代ごとの曲がどう混ざるかはスナックの音楽、時代を感じるメロディにまとめました。

    曲名が年号の代わりになる

    平成の曲が効くのは、そのあとに続く会話のためかもしれません。昭和の曲が「懐かしい」で止まりやすいのに対し、平成の曲には当時の生活の細部がくっついています。どのドラマの主題歌だったか、どの携帯電話の着信音にしていたか。曲名がそのまま年号の代わりになります。

    発売当時に社会人だった人と子どもだった人が並び、同じサビを知っているのに思い出している景色が違う。そのずれが分かると、話は続きます。

    歌う側にとっても平成の曲は選びやすい部類です。有名すぎて照れる感覚が昭和の名曲ほど強くなく、自分の記憶に近い一曲を選べます。マイクを持たずに聴くだけでも構いません。作法はスナックのカラオケマナーにまとめました。当店はカウンター8席だけなので、誰かが歌えば声は端まで届きます。カラオケは1曲200円です。

    次に入れる一曲を平成から選ぶなら、上手に歌える曲より、誰かが「その曲、知ってる」と言いそうな曲を探してみてください。

    なお、当店は喫煙目的店のため、20歳未満の方はご入店いただけません。

    よくあるご質問

    スナックで平成の曲を歌っても浮きませんか

    平成のヒット曲はドラマの主題歌やCMソングとして広く流通したため、年代の違う人でもサビを知っていることが多いジャンルです。昭和の曲しか歌えないということはなく、その場の年齢層に近い年代の曲を選べば自然に馴染みます。

    平成の曲はキーが高くて歌えません

    多くのカラオケ機器にはキーを上げ下げする機能があり、原曲と違うキーで歌うのは一般にごく普通に行われています。男性が女性ボーカルの曲を歌うなら三つから五つ下げるのが目安とされますが、歌い出しの数小節で判断して調整するのが確実です。

    年齢の違う人が並んでいるとき、どの年代から選べばいいですか

    目安は、その場にいる人が十代後半から二十代の頃に流れていた曲です。年上の人が多いなら平成の初め、若い人が多いなら平成の終わり側から選ぶと、サビを知っている人が増えます。

    歌わずに聴いているだけでも構いませんか

    構いません。マイクを持たずに他の人の歌を聴いて過ごす時間も、スナックのカラオケの過ごし方のひとつです。

    スナック ジュゴン西荻窪駅徒歩1分

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    監修: スナック ジュゴン公開

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