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スナック ジュゴン

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    スナック ジュゴン
    波模様の壁の前に並ぶ青い椅子

    スナックで年齢確認を求められたら

    スナックの年齢確認は何のために行われるのか。未成年者飲酒禁止法と風営法、そして喫煙目的店という区分の関係から、提示できる身分証の種類、忘れたときの扱いまで、制度の側から整理しました。

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    写真:moonwalker76CC BY 3.0/ウィキメディア・コモンズ)

    入口で「年齢確認をさせてください」と言われて、少し身構えたことはないでしょうか。スナックの年齢確認は、客を疑っているから行うものではありません。店側に課された義務を果たすための手続きで、断る余地がない場面もあります。何のために行われ、どこまで見られ、持っていなかったらどうなるのか。制度の側から順に見ていきます。

    断れない手続きになっている理由

    酒を出す店には、20歳未満に酒類を提供しないという法律上の義務があります。未成年者飲酒禁止法は、飲んだ本人よりも、提供した営業者を罰する構造になっている点が特徴です。年齢を知らなかったという言い分は通りにくく、確認を怠ったこと自体が責任として問われます。だから店は、見た目で判断せずに書類で確かめるという運用を取ります。

    もう一つ、夜遅くまで酒を出す店は風営法上の深夜酒類提供飲食店にあたり、18歳未満を客として立ち入らせてはならないという規定も別にかかります。つまり酒の線引きと、立ち入りの線引きは、もともと別の法律から来た別々のルールです。そこに後述する喫煙のルールが重なると、店ごとに「何歳から入れるか」の答えが変わってきます。

    年齢確認が一律のマニュアルになりやすいのはこのためです。誰に対して行うかを店員の裁量で決めると、基準がぶれて漏れが出る。全員に聞く、あるいは一定の条件で機械的に聞く、と決めてしまったほうが確実で、客の側も「自分だけ疑われた」と感じずに済みます。

    喫煙目的店という区分が線を引き直す

    2020年4月に全面施行された改正健康増進法は、飲食店を原則屋内禁煙にしました。ただし例外として、喫煙を主目的とする営業のうち一定の条件を満たすものは「喫煙目的施設」として店内での喫煙を認めています。バーやスナックのように、食事の提供を主としない酒場がここに入ることがあります。

    この区分には、喫煙できることと引き換えの条件が付いています。20歳未満の立ち入りを禁止すること、その旨を店頭に掲示すること。客として入るかどうかに関係なく、20歳未満はそもそも中に入れません。飲まないから入れてほしい、親と一緒だから、といった例外もありません。

    結果として、喫煙目的店では年齢の線が20歳に揃います。酒の20歳、深夜営業の18歳、喫煙の20歳という三つのうち、いちばん厳しいものが実際の入口の基準になるわけです。当店も喫煙目的店にあたるため、20歳未満の方は入店できません。喫煙と受動喫煙まわりの考え方は店内での喫煙についてにまとめています。

    提示するもの、見られている情報

    一般に使われるのは、運転免許証、マイナンバーカード、パスポート、在留カード、健康保険証、学生証のうち生年月日と顔写真が入ったものです。求められているのは生年月日ひとつで、住所や番号を読み取る必要はありません。マイナンバーカードを出すときに個人番号が気になるなら、券面の裏を見せない形で構いません。カードケースに入れたまま表面だけ示す方法もよく使われます。

    実務上は、顔と券面の写真が一致していること、有効期限が切れていないこと、生年月日が基準日を満たすことの三点を見ています。写真の写りが古い、髪型が違うといったことは問題になりません。コピーを取ったり控えを書き写したりする店は、酒類提供の場面ではあまり多くないはずです。何をどこまで見るかは店の運用によるので、気になれば先に尋ねてかまいません。

    スマートフォンに保存した画像や、免許証の写真データでは足りないとされるのが通例です。券面の真正性が確認できないためで、原本を持っていることが前提になります。

    確認された側にとっての意味

    年齢確認を受けると、値踏みされたように感じることがあります。ただ、この手続きを省く店は、他のところでも省いている可能性が高い。料金の説明、会計の明細、酒の管理。法律で決まっていることをその都度きちんと踏む店かどうかは、入口の数十秒でだいたい見えます。

    見た目が若い人に限らず全員に声をかける店は、基準を運用で曲げないと決めているということです。逆に、常連らしき人だけ素通りさせて初めての客にだけ厳しい、という運用は、公平さの点でも法令遵守の点でも危うい。確認されたら、その店が線を引いている店だと受け取っておけば十分です。

    初めての店で何を聞かれるのか、入口でどんなやりとりが起きるのかを一通り知っておきたい人は、スナック初心者ガイドはじめての一杯までも合わせてどうぞ。

    持っていなかったときに起きること

    結論から言えば、入れないことがあります。店は確認できない相手を20歳以上として扱えないので、判断に迷えば断るほうへ倒れます。財布に入れ忘れた、免許を更新中で手元にない、といった事情があっても、店側にそれを裏づける手段がありません。

    対処としては、その日は諦めて出直すのが確実です。取りに戻れる距離なら取りに戻る。保険証しかない場合は顔写真がないため、店によって扱いが分かれます。事前に電話で「何が使えますか」と聞いておくと、往復の手間が減ります。

    同行者がいる場合も、確認は一人ずつです。代表者が身分証を出したから全員が通る、という運用にはなりません。人数で訪れるときの段取りはグループでの利用にまとめてあります。

    なお、当店は喫煙目的店のため、20歳未満の方はご入店いただけません。

    よくあるご質問

    どの身分証を持っていけばよいですか

    一般には、生年月日と顔写真が入ったもの(運転免許証、マイナンバーカード、パスポート、在留カードなど)が使われます。求められているのは生年月日の確認だけなので、マイナンバーカードの個人番号面を見せる必要はありません。

    スマートフォンで撮った身分証の写真でも大丈夫ですか

    画像では券面の真正性が確認できないため、原本の提示を求められるのが通例です。手元に原本がない日は、出直したほうが確実です。

    20歳以上なら必ず入店できますか

    当店は喫煙目的店のため、20歳未満の方は入店できません。20歳以上の方については、年齢確認のうえご案内します。混雑状況などの詳細はご来店時にお尋ねください。

    なぜ全員に年齢確認をするのですか

    誰に聞くかを店員の判断に任せると基準がぶれて確認漏れが出るためです。一律に行うほうが確実で、特定の人だけを疑う形にもなりません。

    スナック ジュゴン西荻窪駅徒歩1分

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    監修: スナック ジュゴン公開

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